岐阜県関市 屋根瓦葺き替え工事 Y様邸

2018年1月28日(日)

こんにちは。

 

冷え込みの強い日々が続きますね。

凍結しっぱなしの道路も残っていますので、まだまだ十分に気を付けていきましょう。

 

さて、関市のY様邸にて、瓦の葺き替え工事が完了いたしました。

 

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施工前状況です。

ラバーロックという工法で瓦同士をシーリングでつないで固定してあります。

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劣化による亀裂も発生していますが、

一番怖いのはシーリングを打設したせいで瓦の重なり部分の水が抜けにくくなってしまうことにあります。

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Y様邸では大雨になると時折雨漏りする状況でした。

ラバーロックされていると、どこから水が入るのか分かりにくく、

どこからでも水が入ってしまう恐れがあるため、今回は葺き替えを行いました。

 

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ラバーロックを切り取り、瓦を撤去していきます。

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葺き土も全て撤去をしていきます。

葺き土を使うのは昔ながらの工法で、湿式工法といいます。

現在の工法は乾式工法といい、葺き土を使わず瓦を釘で固定していきます。

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下地にコンパネを張っていきます。

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全面に防水シートを貼っていきます。

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瓦を葺いていって、棟の部分はすべて南蛮漆喰で施工をしていきます。

従来の葺き土+漆喰の棟より、耐久性が高くオススメの工法です。

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棟を積み上げて、完成です!

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施工完了しました。

以前の瓦から家紋部分だけ削り取り、鬼瓦に取り付けを行いました。

葺き土を撤去し軽量瓦に替えたため、地震にも強くなったと思います!