代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
異常気象が異常で無くなってきています
2019年9月21日(土)

ここ数年来、毎年の様に日本のどこかで自然災害が発生しています。
実際は地球規模だと思いますが・・・。

異常気象が異常で無くなってきています

地震大国故に地震、合わせて火山
地球規模の温暖化、日本は亜熱帯化し年々強暴化する台風
からの氾濫、洪水、土石流・・・

どれもこれも自然災害から防ぐ事は現実難しいと思いますが・・・

 

今日も今現在も台風17号が九州に接近しています。

あまり荒れませんように・・・願うばかりです。

備えると言いますと火災保険がございます。

被災してしまった時の備えですがほとんどお宅で加入されていると思います。

 

但し火災なんだから、火事の保険だと思って見える方も少ない無いとのことですが、火災保険は
・強い風がふいて屋根が飛ばされてしまった。

・突風により道に転がっていた石が窓ガラスにあたり破損した
・強風によりカーポートの屋根部分が破損した
・ヒョウがが降ってきてカーポートに穴が空いた
・落雷で家電製品が壊れた
などなど、こんな事にも使用出来るんですよ。

 

昨年2019年9月の台風21号は、この東海圏にも大きな被害をもたらしました。
弊社にも沢山のお問い合わせがありました。

 

その中で気づいた事なんですが、火災保険が出やすい保険会社と
出にくい保険会社があります。

 

出やすい=何でもかんでも出る!という意味ではありませんが
申請から割とスムーズに運びますが、○○共済はとにかく出ませんでした。

 

例えば昨年21号の時、
A様邸では近隣から飛んで来た屋根の一部が壁に当たり玄関付近に大きなキズが付く被害がありました。

そのお隣のB様邸では同じく飛んで来て玄関アルミ扉を傷つけました。

 

A様のC保険会社からは保険がスピーディー下り無事補修完了

B様のD保険会社からは保険が下りず・・・

 

D保険会社の言い分は

「機能しなくなるような場合しかおりません。扉が開かなくなったとか」
今回はキズなので下りないと言うことらしいです。

こちらの保険会社は○○共済でした。

 

日頃の掛け金が安いからと言うことで選ばれたとの事でしたが、こちらのお客様は後日他社に乗り換えたとの事です。

 

万が一に備えて入る保険、
自然災害に被災する確立は既に万が一ではないのかもしれません。

火災保険は今後上昇傾向にあると言われていますが、
下りない、下りにくい保険も考え物かと思った次第です。

 


9月9日に関東で猛威を振るった台風15号は
日を追う事にその災害の大きさが判明して参りました。

 

その中でゴルフ場のネットを支える支柱が倒れた映像をごらんになった方も多いと思いますが、

ちょっと腑に落ちない報道がなされています。

 

ゴルフ練習場の言い分
「支柱が倒れたのは自然災害ですので、各被災された方の火災保険で直して下さい!法的にもそのようになってます!」と。

 

いやいや マジか!? そりゃ無いだろうと!!??

いや、でもそういうことなんです。

(報道の仕方だとゴルフ場に誠意がないように思えますが、法的にはそういうことなんです。)

 

先ほどの「A様邸では近隣から飛んで来た屋根の一部が壁に当たりキズをつけたという被害がありました。」

も被災された方の保険を使用して補修がなされました。

同じ事なんです。

 

但し、一刻も早く支柱を撤去するという事はゴルフ場側の責任で行わなければなりませんし、

ひょっとして錆が進行して倒壊の危険を指摘されていたとの事実があれば話は別ですけど・・・。

 

ともあれ被災された方、本当にお気の毒様でございます。

一刻も早い復興を願うばかりです。

私も今現地に行って行動したいのは山々ですが、現在それが出来ません。

義援金というカタチで協力させて頂きたいと思います。