代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
裸の王様になっていないか?
2017年1月19日(木)

shoin

 

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毎日の日課である「書き写し」

 

今書いています吉田松蔭先生の今日の一節に「諫言」という言葉が出て来ました

 

 

諫言(かんげん)とは
上位に対しいさめる事。強く意見を言う事。
武士として先駆けの一番手柄(真っ先に戦場を駆け抜け相手を倒す)ことよりも上回る功績。

 

これこそ至誠(きわめて誠実なこと。まごころ。)の表れであると徳川家康も最も重要視したそうです。

 

うちは弟も一緒に会社をやっておりますが、3年ほど前、モーレツにぶっ込まれた(笑)経験があります。
会社全体を見ず一人、規模拡大に向かってつっ走る私への叱咤でした。

 

それでも全てを従って変更した訳ではなく、こちらの意もしっかり伝えたわけですが、そのおかげでそこで私は立ち止まって襟を正す事が出来ました。

 

 

人数が増えるとどうしても意志疎通のスムーズさが欠けて行きます。

 

社長が強く発言し過ぎると社員が萎縮し意見が出にくくなります。

 

 

バランスが大事。
裸の王様になっていないか?
社員を巻き込んでやっているか?
孤高になりすぎてしまっていないか?

 

モノを言ってくれる社員がいる事は実にありがたい。

 

更に友人、先輩、家族はありがたい。