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三輪 雄彦
2015.12 せき再発見フリーマガジン「ぶうめらん」関市に密着して、信頼でつながる「100年企業」へ。
2015年12月15日(火)

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『生粋の関のジン』

関市に密着して、信頼でつながる「100年企業」へ。

今、とっても頑張っている会社が関にあることをしっとる?

関市東新町にある三輪塗装さんやよ。なんで伸びているのか、三輪雄彦社長にお話を伺ったよ。

生粋の関のジン 三輪さんは、生粋の関のジン。旭ヶ丘幼稚園、旭小、旭中、関高校。

高校卒業してすぐに家業の三輪塗装に入社する。音楽好きで地元の仲間とバンドを組んでイベントに参加もしてきた。

 

『社員こそ会社そのもの』

「30年前、入社した当時は、もったくその会社やった」と笑う。

目の前の仕事に追われ安全対策も十分ではない。塗装業はこんなものだと思っていた。

しかし、ある日、同業者のある社長と出会って衝撃を受ける。社長がしっかりと経営をし従業員を育て、安全も品質も管理する。

それを見た三輪さんは「本当に意味での会社にしないかん」と感じたそうだ。

そこからの行動は早い。まずは社員の意識を上げるために、毎朝の朝礼、毎月の勉強会を開催。

職人も統一ユニフォーム着用。

そして、職人のみだった社員の中から施工管理及び営業部を設け、戸建、法人、リフォームと部署を増やして人も配置した。

すると売り上げも徐々に変わってきたそうだ。

「社員こそ会社そのもの。だからこそ、勉強会等で社員の目線を合わせて、一丸となって取り組んでいったことが良かった」と話す。

 

『5方良しを目指します』  

現在三輪塗装さんは100年企業に向けた経営戦略を策定中。

「私たちは人と街に安心・安全・元気を提供する為に存在する」という経営理念を掲げる。

そこで打ち出すのは「5方良し」の精神だ。

お客様、会社、社員、協力業者、地域の方々、この5方が満足できる事業活動をしてこそ存在価値があるというのだ。

お客様に喜ばれるのは当然のこと。

協力業者とは、経営者向けに勉強会や懇親会を開催や安全衛生協議会も発足し安全対策の徹底化に取り組む。

また、社員には、ブログ更新や改善提案、物件紹介、資格取得等で社員の成長とモチベーションを高める仕組みを構築。

そして、地域にも「雇用を生み出し生活基盤を提供していく」他、自分たちの会社だけではできない「地域の安心安全」への取り組みをサポートすることも視野にいれている。

「目指すのは、岐阜県トップの施工会社」。三輪社長は100年以上先を見据え、世代超えて信頼される会社を作っていく。

 

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