中東情勢の影響により、塗料用シンナーの供給が不安定・・・
2026年3月25日(水)
2026年3月25日(水)

現在、中東情勢の影響により、塗料用シンナーの供給が不安定となり、
価格の上昇が報じられております。
このようなニュースをご覧になり、
塗装工事の価格についてご不安を感じておられるお客様もいらっしゃるかと思います。
まずお伝えしたいのは、今回のシンナー不足を理由とした、
いわゆる「便乗値上げ」は三輪塗装では一切行っておりませんという点です。
今回の問題は、材料が完全に無くなっているわけではなく、
メーカーによる出荷制限が主な要因であり、
当社としてはこれまでの仕入れ体制やネットワークにより、
必要な材料は確保できている状況です。

また、塗装工事という仕事は、一般的に材料費の占める割合は
全体の2〜3割程度であり、残りの多くは職人の技術料や施工に関わる
人件費が占めています。
そのため、シンナーや塗料の価格が上昇したとしても、
それだけで工事費用全体が大きく跳ね上がるような構造ではありません。
さらに、シンナー自体も上塗り材に対して5〜10%程度しか使用しないため、
仮に価格が上昇したとしても、工事全体に与える影響はごく限定的です。
これを理由に大幅な値上げを行うような性質のものではありません。
一方で、今回の出荷制限の影響は、すでに業者間で差となって現れ始めています。
特に個人事業主や一人親方のような規模の小さな事業者では、
シンナーの十分な在庫を持つことが難しく、
必要な時に必要な量を確保できないといったケースも出てきているようです。
実際に、弊社が取引している材料商社においても、
主要なお得意様には安定供給を維持する一方で、
取引の浅い業者や小規模事業者に対しては出荷を一定制限しながら
様子を見るというスタンスを取っていると聞いております。
今回の中東情勢を理由に「塗装代が大きく上がる」といった説明をする業者も
いるあるかもしれませんが、
それは必ずしも事実に基づいた適正な説明とは言えません。
もちろん全てを否定するものではありませんが、
この程度の材料変動で大幅な値上げを正当化するのは適切とは言えず、
そうした説明には慎重にご判断いただくことをおすすめいたします。
とはいえ、ここ数年で材料費が5万〜10万円程度上昇していることや、
人件費・労務費が上昇していることは事実であり、
外壁塗装工事全体としては緩やかに価格が上がっている傾向にあります。
三輪塗装としましては、こうした状況の中でも適正価格を守りながら、
お客様にとって価値ある工事をご提供することを第一に考えております。
材料の確保、品質の維持、そして誠実な価格設定を徹底し、
今後も安心してご依頼いただける体制を整えてまいります。







