代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
海なし岐阜県のスーパーマーケット戦争!
2025年11月1日(土)

刺身といえば、昔むかしは近所のスーパーか八百屋さんで、

マグロ・カジキ・タコくらいしか並んでいませんでした。

ところが今では、鮮度抜群の魚が丸ごと姿のまま並び、

その場で刺身や寿司にしてくれる時代になりました。

 

ここ関市や周辺地域では、

近年、北陸発の大阪屋やアルビスが相次いで出店を強化しており、

業績もすこぶる好調とのこと。

その理由は――「朝獲れの魚がその日のうちに店頭に並ぶ」という驚異の鮮度。

物流の進歩の賜物です。

 

もちろん、岐阜の雄・バローも負けてはいませんが、

 両者の違いは「海の違い」と言う見方が実に面白い。

バローは太平洋側の魚、大阪屋は日本海側の魚を中心に扱っており、

この地域でもしっかり差別化ができています。

実際、僕自身も日本海の魚のほうが魚種が豊富で、

どこか上品で高級感があるように感じます。

 

美味しい魚を食べたいな~と思うと、

温泉+刺身となると北陸となってしまいますしね

(もちろん日間賀島も伊勢志摩も好きなんですけどね)

 

それがいまや、富山や金沢まで足を運ばなくても、

「海なし県・岐阜」 でも新鮮でおいしい魚が手に入るという素晴らしい時代。

ほんとうにありがたいことです。

岐阜のスーパーマーケット戦争は、

鮮魚で勝負する“岐阜の王者バロー”対“北陸・関西勢”の構図、

そこに“安さ勝負”のドラッグストア軍団も加わって、まさに群雄割拠。

これからの戦いがますます見ものです(笑)