代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
第28回全国建築塗装技能競技大会を応援して
2025年9月13日(土)

一路北海道へ

第28回全国建築塗装技能競技大会の設営お手伝いと応援で

北海道札幌の北海きたえーるへ 仲間と共に

写真は小牧空港から札幌丘珠空港までの空からの1ショット!

遠くに富士山と八ヶ岳山系が望めます。実にラッキーです

 

 

 

大会の歴史と概要

「全国建築塗装技能競技大会」は、昭和43年(1968年)に

東京都渋谷区の塗装会館で始まった、半世紀以上続く歴史ある大会です。

(一社)日本塗装工業会が主催し、国土交通省や厚生労働省をはじめ多くの関連団体が後援。

2年に一度、全国各地で開催され、ブロック予選を勝ち抜いた精鋭の技能士たちが集い、塗装技能の日本一を競います。

令和7年、第28回大会は北海道札幌市「北海きたえーる」で開催。

全国2,300社を超える加盟企業から選ばれた代表選手たちが、技術と魂をぶつけ合う舞台はまさに“塗装業界の甲子園”でした。

 

 

 


香川代表・夫婦で挑んだ友人

今回、友人が参加!しかもご夫婦!

香川県支部として四国ブロック代表で揃って出場です!!!

夫婦ともに一級建築塗装技能士であり、練習は5月から4ヶ月間

朝は早朝練習、昼は社業、夜は22時近くまで練習を続けてきたそうです。

結果、旦那さんは 全国11位・日本建築仕上材工業会会長賞 を受賞。

奥様も課題をしっかりとこなし、上位を狙える十分な内容でした

夫婦で同じ舞台に立ち、同士として挑戦する姿に心から感動です!


岐阜県代表・山田さんの健闘

岐阜県代表の山田さんも、堂々たる戦いぶりを見せてくださいました。

それぞれの地域を背負って全国の檜舞台に立っている姿は、応援する自分にも大きな感動があります。


東京代表・女性職人さんの涙

表彰式で2位に輝いた東京代表の女性職人さん。

その堂々とした姿に応援のみなさん全員が注目していました。

ところが表彰後、彼女の目に浮かんでいたのは嬉し涙ではなく悔し涙

「1位を逃した悔しさ」に涙する姿に、かなり驚きました。

建築塗装は「男の世界」というイメージが強く、体力的にも男女差があるのは事実です。

それでも彼女の姿は、「性別は関係ない、純粋に技を競い合う職人の世界」を示していました。

むしろ私たち男性こそ、もっと頑張らねばならない、と奮い立たされました。

 

 

 


応援して感じたこと

今回の大会で印象に残ったのは──

香川代表のご夫婦が、夫婦で同士となり戦ったこと

岐阜県代表の山田さんが堂々と挑んだこと

東京代表の女性職人さんが2位に涙したこと

そのすべてが「職人魂」の象徴でした。

順位を超えた熱さがあり、応援する側にとっても忘れられない経験でした。

終わりに

「努力なくして栄光なし」

この言葉を体現した選手たちに、心からの敬意と労いを送りたいと思います。

3日目の北海道観光

大会は2日間で終了し、飛行機の便の都合で3日目は観光へ。


朝から市場で新鮮な海鮮丼を堪能し、透き通る積丹ブルーの海を眺め、当時30億円の建築費と言われる「ニシン御殿」を見学。

まさに北海道を満喫する一日となりました。

最後にスナップショットです!

積丹ブルー

余市蒸留所

北海道は食べるものがほんとにおいしいです!