外国人技能実習生の裏事情やら・・・
2022年2月1日(火)
2022年2月1日(火)
写真はベトナムに研修旅行に行った時に勉強の為に伺った
日本向けの実習生の学校での一コマです。
日本に行って仕事をするために日本語、風習文化を習っています。
生き生きと明るくハキハキとした生徒さんばかりで
夢をもって日本に行く日の為に勉学に励みます。
この皆さんは実際には技能実習制度という制度を使って入国されます。
国際貢献のため開発途上国等の外国人を日本で一定期間(最長5年間)に限り受け入れ、
OJTを通じて技能を 移転する制度で、現在全国で「技能実習生」が約38.4万人みえます。
職は特に人出が足りない83職種151作業に限定されています。
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「国際貢献のため・・・」とは、これは建前! 現実は上記のとは少し異なり
本音はこうです
「働き手が足らない日本企業に対し低賃金で雇えるようにする出稼ぎ制度」ですね。
更に闇では実際は差別、偏見、いじめ、過酷な労働や、残業代未払いなどなど闇も多いとされています。
実習生の失踪も後を絶たない現状もあります。
もちろん私が試験官として伺う会社はしっかり制度に則って、雇い入れている会社で、
実習生の皆さんも元気に明るく働いて見えます。
先だってこんな実情が報道されました。
働き手が足らない日本を助けに来てくれた仲間に対してこれは真っ当な人間が行う行動ではない!
憤りを感じます。
その内実名も暴かれ、社会的制裁を与えられることになるでしょうが
この会社の経営者はすみやかに謝罪すべきです
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現状実習生のお国は、ベトナム53%、中国20%、その他フィリピン、インドネシア、など
10年ほど前は中国ばかりでしたが、ここ4~5年はベトナムが多いです。
三輪塗装にはおりませんが、業界にはたくさんの外国人が働いてくれています。
出入国在留管理庁によると、
コロナ渦前の2019年は技能実習と特定技能で、計約19万人が新規入国したが、
20年は約9万人。21年は9月時点で2万人余りにとどまる。
母国で待機する技能実習生は10月時点で約11万1200人という。
現状この労働力を待ち焦がれる企業もたくさん見えることでしょう。
しかしコロナによって入国できないばかりが問題ではないと言うことです。
大きな変化が起きています。
例えばベトナム
ベトナムには日本企業も増えて働く場所も増えてきて、日本に行って働く理由がなくなってきたと聞きます。
数年前は日本の1万はベトナムで20万以上の価値があり、3年間働いて帰国すれば家が立ち、車が買えたのが
今や価値は7万程度に、1/3程度になったと・・・。
又、同じく働き手が不足している韓国は、
日本より賃金が高いということで、多くのベトナム人が流れているようです。
ベトナム皆さんが日本を選ぶ理由が無くなって来ていると言うことになります。
以前は中国ばかりでした、ベトナムになり、今ベトナムが終わりになりつつあり
今後がカンボジア、ミャンマー、ラオス、インドネシア、
いつかアフリカと言うことになるのでしょうか?
恐ろしい話です。
因みに日本全国でフリーターは約155万人
この方々の一部でも働き手になって貰えたら、そもそも外国人実習生も不要なんではと思うところですが・・・。
これからの日本はどうなるのでしょうか?
大変懸念されます
因みに私は外国人実習制度事態を反対する考えはありませんが、
本音と建前を使い分けける日本の政治手法は嫌いですね。
また三輪塗装は今のところ外国人実習生を採用する意志はありませんが
いつかそうなる可能性はあります。
それまでは地元の若者の採用を進め、技術を教え、日本人の雇用を守ることを念頭に採用をしていく所存です。
採用サイト
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