三輪塗装は、本格的な事業承継の時期に入っています。
2026年9月18日(金)
2026年9月18日(金)

三輪塗装は、本格的な事業承継の時期に入っています。
昨今、後継者不足の中、対象となる若者が何名もおりますが
実に嬉しいことですし、たのもしく思います。
私を含めたベテラン勢4人が、これまで何十年とかけて身につけてきた
ノウハウ、知識、技術、判断力を次の世代にしっかりと渡していく。
これは、私たちの仕事人生の最後に残された、とても大切な仕事だと思っています。
ただし、私たち昭和世代が受けてきた教育と、今の時代の教育は明らかに違います。
昔なら、「見て覚えろ」
「一回言っただろう」
「そんなことも分からんのか」
そんな指導も珍しくありませんでした。
でも、今はそれでは伝わりません。
だからこそ、教える側も変わらなければいけない。
私たち自身が、今の時代に合った伝え方、教え方、育て方を身につけていく必要があります。

先日もベテラン社員に伝えたのですが、私は物事が伝わらなかった時の責任は、
「7割が伝えた側、3割が聞いた側」くらいに考えています。
もちろん、聞く側にも理解しようとする責任はあります。
しかし、立場が上になればなるほど、
「どう言えば伝わるのか」
「本当に理解できているのか」
「相手の経験値に合わせた説明になっているか」
そこまで気を配る責任があると思っています。
「言っただろう」 「言ったでな」
それだけでは、指導とは言えません。
言ったことと、伝わったことは違う。
教える側には、伝わるところまで工夫する責任があると思っています。
経験を積めば積むほど、自分なりのやり方や考え方ができてきます。
それ自体は悪いことではありません。
ただ、
「俺はこういう人間だから変えられない。だからお前が俺に合わせろ」
そんな関係だけは作ってほしくない。
立場が上だから、経験が長いからといって、相手だけに変化や我慢を求め続けていたら、良い人間関係は生まれません。
上司にも直すところはある。
部下にも直すところはある。
お互いが少しずつ歩み寄り、必要なところは変えていく。
幹部は部下を指導する立場ですが、同時に自分自身も学び続ける立場です。
自分は人の話を聞かないのに、部下にだけ「素直に聞け」と言っても、なかなか伝わらない。
部下に求めることほど、まず自分から。
技術や知識を渡すことも大切です。
でも、それ以上に、
人への接し方。
仕事への向き合い方。
失敗した時の考え方。
指摘を受けた時の姿勢。
人に何かを伝える時の責任。
そこまで含めて、次の世代に渡していくことが、本当の事業承継なのだと思っています。
私たちベテラン勢も、教える側として完成しているわけではありません。
これからも時代に合った指導の仕方を自分たちで学び、変えるべきところは変えていく。
そして、自分たちが何十年とかけて身につけてきたものを、できる限りきれいな形で次の世代へ渡していく。
それが終わった時に、
「自分たちの仕事は、ちゃんと次につながったな」
と思えるような仕事人生の幕引きにしたいと思っています。
私も来年は還暦です😃
まだまだ現役ですが、そろそろ「自分が何をやるか」だけではなく、「何を残すか」を本気で考える年齢になってきました。
仕事人生の最後を、きれいに、きれいに締めくくる。
そのためにも、私たちベテラン自身が最後まで学び、変わり続けたいと思っています。







