足立 愛子
日本の医療
2025年8月16日(土)

少々個人的な話を

もう白髪が気になるお年頃

おととし、部分染めをしたところ、とんでもない湿疹になってしまった苦い経験があります

白髪染めに含まれるジアミンという成分が私の体に合わないのだ

それ以来、白髪染めをせずにいたのですが

先日ふと「ジアミンフリーの白髪染めなら、大丈夫では?」と思い立ち、ジアミンフリー白髪染めを購入

早速、やってみた!

「おー、染まってる♪」

ウキウキの夜

翌日、髪に自信をもってお出かけ

 

そして夜

かゆい・・・

おでこの生え際あたりが赤くはれてきた

耳や首筋もボロボロ

 

そりゃパッチテストもせずやった私が悪いですよ

でも、かゆいものは治したい

くしくもお休み中

病院にもかかれないのでAI先生に聞いてみた

商品の成分表を写メ、アレルゲンになるものは?

―ジアミン系の成分はありません

日光にあたった部分が特に赤く反応しているのはなぜ?

-「光接触性皮膚炎」の可能性が考えられます

「接触性皮膚炎(かぶれ)」と「光線過敏症(日光アレルギー」の要素が組み合わさって起こる反応です

白髪染めの染料などの成分が、わずかに皮膚に残り、これらの成分が日光(紫外線)を浴びることで化学変化を起こしアレルゲン物質となり、体が過剰反応をお起こして炎症を起こしている可能性があります

 

AI先生すげー、納得です

道理で首周りはシャツの形にかぶれているはずだわ

 

適当な市販のかゆみ止めを塗って休日をやり過ごし、皮膚科にかかりました

だってAI先生「この情報は医療行為に代わるものではありません。皮膚科の医師に相談することをお勧めします。」って言うんですもん

 

病院での診察は「かぶれですね。かゆみどめの飲み薬と塗り薬を出しておきます」以上マル

???

まあ、アレルゲンが何であろうと、かゆみ、湿疹を直すには結局同じ薬が処方されるんですけどね

もうちょっと納得のいく診察はできないものか

「これからは〇〇に気を付けてくださいね」とか言えないものか

今回の場合、私はAI先生で納得回答をもらっていたので、ほんとに薬だけでよかったからOKなんですが、少々煮え切らない思いでした

 

医師も多くの患者さんを診察しようと思うと、1人あたりの診察にかける時間が短縮されるわけで、

患者さんの満足度が低下につながります

これも医師不足が招く問題なのだと、実感しました

 

程度問題ですが、初期診断は私のようにAI診断でいいのかなとも感じますし

問診をAIで済ませておいて、医師に申し送りするとか(もう導入されている病院もあるようです)

もっとAIを活用して、医師の働き方改革が推進されるとよいですね