足立 愛子
一宮ぶらり
2025年4月2日(水)

温かくなって、桜も見ごろかも?と一宮市へ遊びに行ってきました

近いのに意外と訪れていない一宮

まずはサクラサク真清田神社へ

4月3日に行われる桃花祭りの準備が行われていました

敷地内にいくつか別名の神社があり、多くの方が訪れていました

近隣の方が、日課として散歩がてらお参りに来ている雰囲気

祭りの準備や、春の桜で相乗効果で相乗効果をましてにぎやかでした

 

次は真清田神社の参道のような商店街をぶらり

こちらは打って変わってシャッター商店街

人が少ない印象

ここを抜けてRe-TAiLというビルへ

こんな感じのレトロビルです

一宮は繊維の街として有名

その繊維協会ビルに、展示室や、個人や中小企業の繊維にまつわる店舗が入っています

3階はかつて集会などに使われたであろうホールがありました

当時の繊維業界の勢いを感じます

 

Re-TAiLを後に車移動、天ぷら屋さんでランチをいただきました

店内の喧噪とした雰囲気、自家製であろう塩多めの漬物、高齢の大将が揚げる天ぷら、地元感がすごかった・・・

 

この日のもう一つの目的地、三岸節子記念美術館へ行きました

私は初めて知ったのですが、明治に生まれ、大正から昭和初期に活躍した女流画家さんです

赤や黄色の色使いが印象的でした

 

ところで、美術館って、作品はもちろん楽しむものなんですが、インフォメーションの横にある他の美術館の展示の情報コーナーが面白いと思いません?

「次はこの美術展に行こう」とか、「この企画展おもしろそう」とか

どの美術館に行ってもミュージアムショップと、この情報コーナーは、意外と時間をかけてみています

 

で、今回は情報コーナーで掘り出し物を見つけました

「墨会館の定期建物ガイド」の案内

日本の近代建築の父丹下健三が設計した建物です

ガイドはなくとも建物は見れるはずと思い行ってみました

なんと、そこは現在進行形で公民館として利用されていました

ので、入ってみると受付の方に1階の利用していないスペースは見ても良いと言っていただきました

丹下建築、触れるのは初めて

世界各地、日本各地に丹下建築はあるものの、愛知県では唯一です

この墨会館は1957年に地元企業の艶金興業の社長が直接丹下健三氏に本社の設計依頼をしてできた建物

丹下健三氏の初期の作品です

平成20年に登録有形文化財の登録、一宮市が取得し、保存と活用のために耐震等の改修を行って、現在は公民館として第2の活躍をしています

外観

中庭から

ホール

建物の他にもテーブルやイスも丹下氏が設計した、これはリモデル品

 

ああ、すべてがかっこいい

 

まさかの丹下建築との出会いに感動の一宮旅でした