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夏と言えば
2021年6月22日(火)

夏と言えば

連想ゲームです 夏と言えば暑い、暑いと言えば陽射しです。 建物に対して、陽射しは南からが多く入るような気がしますが、実は違うんです。 夏に限ってですが、夏は太陽の位置が高いので、南からの陽射しは角度が90度に近い所から差し込みます。 このため建物の中心部にまでは届きません。 しかし太陽の昇り始めの東・沈みだす西にある場合は太陽の高さが低く、真横に近い位置から差し込みます。 このため建物の中心部、奥深くまで届きます。 つまり、夏は東窓の部屋では朝、日が昇り始めると、温度が急上昇、 西窓の部屋では日が沈み始めて気温が下がってきてもなお室内温度が上昇します。   コロナで換気が必要不可欠な今、冷房の効率が気になるところですよね。 冷房効率を上げるためにどうしたら良いのか。 理屈で考えれば簡単!東、西からの陽射しが入らないようにすればよいのです。 内部ではカーテンやブラインドなどで陽射しを遮ると思いますが、東西の窓に取りつけるブラインドはヨコ型ではなく、縦型がより有効に働きます。 ブラインドは、その羽根の角度を太陽に垂直にすることで、陽射しを遮ります。 このため太陽の高さが低い夏の東西の窓には縦型ブラインドが、太陽の高い南面はヨコ型ブラインドが有効なのです。 他にはガラスフィルムを貼ることで陽射しをカットする方法もありますね。 ホームセンターで材料をそろえDIYも可能ですが、網入りガラスなどガラスフィルムが不適切な場合があるので要注意です。 よく確認して行うか、専門業者に依頼してください。 また、ガラスフィルムを貼ることで日射遮蔽ができますが、冬場の陽だまりもなくなりますのでよく考えてくださいね。   内部遮蔽ではカーテンなどとガラスの間に熱がこもり、効果てきめんではないため、外部で遮る方が有効です。 外部で遮蔽する方法は、東西の窓に、すだれを掛ける、サンシェードをつけるなど、ホームセンターなどで必要なサイズをそろえてお手軽にできますよね。 朝顔や、キュウリ、ゴーヤなどのつる性植物でグリーンカーテンを施すのも日射遮蔽の一つです。 ただし、これらのものは夏前から準備をし、夏が終わったら片付けなくてはいけません。 そんなの面倒!という方は思い切ってLIXILのスタイルシェードを付けてはどうでしょうか? 費用は掛かりますが、必要な時に引き出して使え、不要な時は巻き上げてボックス内に収納されるので見た目にもスッキリです。   みなさん暑さ対策そろそろはじめていらっしゃいますか?