現場ブログ

車庫の床 ひび割れ、陥没からの土間コン改修
2020年1月31日(金)

車庫の床 ひび割れ、陥没からの土間コン改修

ほぼ新築からというお話でしたが 車庫のコンクリートの土間がひび割れ、陥没するという事態に・・・   原因は何か? 鉄筋が入ってないか? 打ち厚が薄いか?       小さなシャベルカーの先っちょ(アタッチメント)を 斫り用のもに交換し、コンクリートを細かく割って行きます。 天井も低いし、狭いだけに繊細な運転が必要な場面です。 打ち厚は概ねokでしたが、鉄筋は一切入っておらず・・・ (地盤調整の精度まではわかりませんでした) しっかり転圧し、適正に鉄筋を敷き詰め、打設の準備完了!   写真忘れましたが、2~3日後誘発目地として、カッターにて目地を入れ完了。    
建物を劣化させる三大原因
2020年1月29日(水)

建物を劣化させる三大原因

一般的な環境の中で建物を劣化させる三大原因 1.雨 2.紫外線 3.熱 と言われています。   他にも庇がない(雨の影響を特に受けやすい)構造の住宅であったり シロアリ、沿岸部の塩、激しい粉じん、線路沿いの鉄粉など・・・   1.雨は酸性雨になり 2.オゾン層の破壊により紫外線が強くなり 3.地球温暖化により高温化し外壁素材が熱を帯び 明らかに昔に比べ自然環境は過酷になったと思います。   雨と紫外線と熱は外壁にダメージを与え、外壁を劣化させ 雨の侵入を許します。 雨が侵入し出すと、建物の劣化は一気に加速し 一気に寿命を縮めて行きます。     シーリングは10年もすると、油成分が揮発し、柔軟性が失われます 最初表面に細い亀裂が入り、更に進むと割れたり、サイディングから外れてしまいます。   青く見えるのは、二面接着を確保するためのハットジョイナーに被されたビニール材になります。 これが見えたら、ほぼシーリング材の防水性能は「ゼロ」となります。 ここまでで概ね10年 さらに進むと雨漏りするのか??? いえ、まだ雨漏りにはなりません。 なぜか? 外壁サイディングボードの下には、必ず防水シートが入っているからです。 この防水シートを通り越して雨漏りを起こし、下地を腐らせたりするには 更に10年を要します。(時と場合によります)   じゃ 塗装しなくてもいいの? いえ、外壁のサイディング材を確実に痛めて行きます。 サイディング材は80%以上セメントを主成分としており、 大変水を吸い込むのが特徴なんですが、 シールが切れたことにより、切り口や裏面には水が浸入するようになります。 水は濡れては乾燥するを繰り返しますが、結果的に革製品が乾いて縮むように サイディングボードも縮むことになります。 結果、このように特にビスの周りで割れを生じさせる訳です。 こうなってしまっては、内側からのダメージがひどくなり、塗装できない場合も少なくなく 更に割れてしまっては、交換するか、シーリングで直しても美しく直すことができません。 貼り替えやガルバリウム鋼板にするなど多額の費用がかかることにもなりかねません。   10年経過した段階で、ひび割れがある場合はどうか放置せず、 専門家にご相談下さい。
超ピカピカ ハードに使う場合の床の塗装
2020年1月22日(水)

超ピカピカ ハードに使う場合の床の塗装

床の塗装は塗装工事においても特殊な分野となります。 一般的な住宅塗装の技術では施工することができません。   床は外壁や屋根に比べ、遙かに強度、硬度、密着力が必要です。 なぜか? 踏みつけるからです! しかも人だけではなく、車や台車やフォークリフトが! ですので堅くて、分厚くて、強力に密着する必要があるのです。   今回のこの床、「カラーコンクリート」というものになります。 大変表面が緻密で硬度が高い床材になります。 故に塗料の密着がとっても悪いということになります。   ↑ カラーコンクリートの塗装のポイントは研磨とプライマー選びです。 研磨は機械で行います。 三輪塗装には配備していますが、かなり特殊機械になりますので専門業種でしか 対応できない工法と言うことになります。   ↑ 今回は厚み1.0mm程度のものをお選び頂きました。 10mmほどまで様々な厚みのものを、使い方、場所に応じて使用します   例えば、熱湯を使う場所「厨房」とかは更に特殊な材料を使用します 可児市、食品工場様での施工例ですが 厨房ではこの「水硬質ウレタン樹脂」が定番となります。 過酷な条件下で長年耐えうる材料がこれしかない・・・ということでもあります。   とにかく専門性の高い塗床は専門業者である三輪塗装にお任せ下さい 弊社の床施工例    
危険なブロック塀の撤去からのおしゃれなフェンス
2020年1月15日(水)

危険なブロック塀の撤去からのおしゃれなフェンス

外構工事も行うプロタイムズ岐阜関店 (有)三輪塗装です ご依頼は 地震により倒壊が懸念されるブロック塀を撤去し フェンスを新設してほしい!と言うものでございました。   因みに関市ではブロック塀等の撤去費を補助が出ます! ・補強コンクリートブロック造又は組積造(ブロック、レンガ、大谷石等)の塀 ・道路に面し、塀から道路境界線までの最短距離がその塀の高さ以内であること。 ・道路面から80センチ以上、かつ、基礎を除く部分が60センチ以上であること。 (敷地と道路の高さが異なる場合は、別の扱いとする) ・道路に面する部分の全てが撤去されること。 詳細はこちら ↓ https://www.city.seki.lg.jp/0000012642.html 申請はこちらで全て準備させて頂きます   一見、コンクリートでできた重厚に見えますが、 多くのお宅ではCB積み(コンクリートブロック)であり、 鉄筋や控えの有無にもよりますが、倒壊が危ぶまれているものになります。   雑然と生い茂った植栽も、今回のご不満の一つでしたが、 それよりも使われていた枕木がシロアリに犯されていることが判明し 植栽も根っこごとごっそりと撤去とさせて頂きました。   植栽の撤去と既存基礎のモルタル塗りが完了。       インターフォン、ポストを配す機能門柱 門、フェンスは全て木目調! 三協アルミ製! かなりかっこいい! 基礎部はアイカ ジョリパット コテ塗り「エンシェントブリック」仕上げとしました。     元に話を戻しますが、危険なコンクリートブロック製塀は市内のあちらこちらで見かけます。 因みに補助金は以下のようなことになっております。   1 補助対象経費は次のいずれか少ない額 (ア)撤去に要した経費(廃棄等の経費を含む) (イ)ブロック塀等の面積に10,000円/平方メートルを乗じた額 2 補助金額 補助対象経費の1/2(最大300,000円) 3 同一の土地には1回限り   多いか少ないかはともかくとして、大地震の確立は年々高まっていると言われます。 持ち主の裁量でしか解決ができない問題でもあります。 一度私どもにご相談下さいませ
隣の家が解体撤去された、誰が費用負担する等々
2020年1月10日(金)

隣の家が解体撤去された、誰が費用負担する等々

関市内においても、お隣さんが何らかの理由で建物を解体され その結果、塗装がしてない、防水工事がされていない外壁が 露出してしまったという話はよくある話です。   当家を建築したときは、お隣があった訳ですが、 境が非常に狭く、外壁に仕上げをするだけのスペースがなかったことが原因であることは 言うまでもありません。   このような状況でも雨漏りしなかったのは、 建物と建物の隙間の上部に多くは板金材で 屋根のようなもので覆われていた、ふさいであったということであったこと   ひび割れや本来埋められるべき隙間を、パテ材やシーリング材で 埋めて行きます。     仕上げの塗装は、今回は防水性能の高い アステックペイントジャパンのEC5000PCM   完成です。 多くの場合、ひび割れや隙間があるため、素早く工事に入ることが必要です。 お隣が解体撤去するという情報が入ったら、即材に我々専門業者に連絡されることをおすすめします。   即座に解体業者と打ち合わせを行い、工事に入らせて頂きます。 これだけの工事ではありますが ・足場工事 ・シーリング工事 ・左官工事 ・塗装工事 が必要となります。 工期は最低2週間かかります。 そして費用ですが、これは家主負担となります。