現場ブログ

ALCとモルタルについて
2019年4月29日(月)

ALCとモルタルについて

みなさんこんにちは。 ゴールデンウィークに入りましたね。交通量が増えますので事故がないよう安全運転していきたいですね。 最近は風も強く寒い日がありますね。暑かったり寒かったり体調を崩しやすいため体調管理をしっかりとしていきましょう。 インフルエンザもまた流行っているみたいなので気をつけたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、ALCとモルタルについて紹介していきます。 まず、ALCについてです。 ALCは軽量気泡コンクリートと言い、主成分としましてはケイ石、生石灰、セメント、発泡剤でスウェーデン発祥の外壁材です。 内部には細かい気泡が無数にあり、これによって、高い断熱性、防火性を持つ外壁材ですが、 この気泡はすべて繋がっており、ひび割れなどが起きると雨が気泡を伝って内部に侵入し雨漏りをする恐れがありますのでひび割れには早急な処置が必要となります。 雨漏りをしてからでは遅く補修の費用も余分にかかる場合があります。 ひび割れ状況です。ここから水が入り雨漏りの原因になります。 シーリングによる補修後塗装で保護していきます。 ひび割れ状況です。 ALCの繋ぎ目のシーリングもとても重要となります。 このようにシーリングもひび割れがあると水が浸入し雨漏りの原因になります。 状況により打ち替えか増し打ちかを判断します。 横の目地は雨が降ったときに常に水が溜まってしまうため打ち替えを行うと安心ですね。 シーリングひび割れ状況です。 シーリングひび割れ状況です。 続いて、モルタルについてです。 モルタルとは、セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法の外壁のことです。 この外壁は非常に丈夫なイメージがありますが、実は、この素材自体の防水性能は低いので、塗装をすることで素材を水から守る役割をしています。 モルタルもこのようにひび割れが発生します。 ここから水が浸入しますので注意が必要となります。 ひび割れ状況です。 ひび割れ状況です。 防水機能がなくなると水を吸ってしまいひび割れに繋がりますので定期的に塗装によるメンテナンスが必要となります。 いかがだったでしょうか? このようにひび割れが発生すると雨漏りの原因になりますのでひび割れが発生したら早急に補修を行うことが必要となります。放置しておくとどんどんひび割れも酷くなりますので注意が必要です。 分からないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。 では、この辺で、、、。
外装リフォーム工事 Y様邸紹介
2019年4月28日(日)

外装リフォーム工事 Y様邸紹介

こんにちは。 いよいよ10連休のゴールデンウィークですね。 三輪塗装はおかげさまで大変忙しい中5連休になります。 日中はかなり気温も上がって上着がを脱いでしまうこともおおくなってきました。 住宅の塗り替えも順調に進んで桜台のY様邸も無事完了することができたので紹介します。     まずは足場をたてます。無事に足場が出来たら。家を綺麗に洗っていきます。 写真は高圧洗浄機でどんどん洗っているところです。 高圧の水で古くなった塗料や汚れをしっかり洗い流していきます。 屋根材が一枚割れていたので、鉄板で補強しました。   高圧洗浄が終わると今度はシーリング工事です。   サイディングの間にある目地はしっかり綺麗に撤去していきます。 サイディングの端にコーキングが残っていないようにきれいに取り除いていきます。 綺麗に撤去したら今度はテープを貼ります。 コーキング材がはみ出さないようにしっかりテープを貼っていきます。これでコーキングがまっすぐ切れに仕上がります。   テープを貼り終わったら、プライマーを塗布していきます。 このプライマーもとても大切な工程になります。 サイディングの間のコーキングを撤去すると、サイディングの下地が出てきます。 サイディングはセメントを固めて出来ているので粉が付いているような状態になっています。プライマーを塗らないでコーキングをしてしまうと。粉からはがれおちてしまいます。 一度プライマーでサイディングを固めてやることがとても大切なのです。   次屋根の塗装です。 鉄部分は錆止めを塗ります。 屋根は壁より条件が厳しいのでしっかり丁寧に塗っていきます。 錆び止めを塗った後、下塗、上塗り2回行います。 屋根はこんな状態なので、塗料をどんどん吸い込んでしまいます。 スレート瓦はセメントで出来ているので、しっかり塗料で固めてやります。 上塗を行っています。塗料を塗ると屋根はとても滑るので慎重に細心の注意をはらって塗っていきます。   塗装前と塗装後です。 塗装前は塗料が剥げて防水機能が下がっていることがわかります。 塗装によって屋根が綺麗になるだけじゃなく、防水機能も上がっています。 塗り替え塗装は、ただ色を変えるだけじゃなく、しっかり塗料の塗膜を確保して、防水機能をアップする事が大事なのです。 今回は屋根塗装まで紹介しました。 次回は壁の塗装に入っていきます。 下塗り、中塗り、上塗り、で紹介しながら大事な事はどの位なのか書いていきます。 ではまた!      
岐阜県加茂郡 外装リフォーム工事 Y様邸
2019年4月23日(火)

岐阜県加茂郡 外装リフォーム工事 Y様邸

みなさんこんにちは。 今週は暖かい日が続きましたね。昼間は結構暑いくらいでした。 これからどんどん暑くなりますが熱中症には気をつけていきたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、富加町Y様邸の工事を紹介していきます。 まず、素材の説明です。 外壁はALCが使用されています。 ALCは軽量気泡コンクリートと言い、主成分としましてはケイ石、生石灰、セメント、発泡剤でスウェーデン発祥の外壁材となります。 内部には細かい気泡が無数にあり、これによって、高い断熱性、防火性を持つ外壁材ですが、 この気泡はすべて繋がっており、ひび割れなどが起きると雨が気泡を伝って内部に侵入する恐れがありますのでひび割れには早急な処置が必要となる外壁材です。 屋根は瓦が使用されています。 瓦は、 耐候性が高く、耐熱性、断熱性などにも優れています。しかし、重量が重く、耐震性には配慮が必要となります。今は軽い瓦もあります。 瓦は塗装の必要はありませんが瓦の割れやズレ漆喰などはメンテナンスが必要となりますので定期的な点検が必要となります。 では、工事の紹介です。 まず、足場組後高圧洗浄を行います。 高圧洗浄でチョーキングや汚れを落としていきます。汚れたりしていては仕上がりや密着が悪くなってしまうのでしっかりと洗浄していきます。 高圧洗浄作業状況です。 土間なども一緒に洗浄していきます。 土間洗浄作業状況です。 高圧洗浄後はシーリング工事を行います。 シーリングは紫外線により劣化していきます。 劣化しひび割れなどをそのまま放置しておくと小口から水を吸ってしまい外壁の腐食や雨漏りに繋がりますので注意が必要となります。 ALCの目地はシーリングの厚みが確保できる場合が多く増し打ち工事を行うことが多いですが今回は、厚みが確保できないため打ち替え工事を行いました。 かなりの長さがありますがシーリング工事はとても重要な工程となりますのでしっかりやることが大切です。 シーリング撤去作業状況です。 シーリング撤去作業状況です。 続いて、プライマー塗布です。 プライマーは接着剤のようなものなのでとても重要となります。 プライマー塗布作業状況です。 シーリング打設作業状況です。 続いて、シーリング均しです。 厚みを確保しながら均一に均していきます。 シーリング均し作業状況です。 シーリング完了後乾燥時間をしっかりと取っていきます。 シーリングが乾燥していないのに塗装してしまうと不具合が起きてしまうためしっかりと乾燥させてから塗装していきます。 では、この辺で、、、。
加茂郡坂祝町 外装リフォーム工事 S様邸
2019年4月15日(月)

加茂郡坂祝町 外装リフォーム工事 S様邸

みなさんこんにちは。 先週は一気に気温が下がり雪が降ったところもあったみたいですね。なかなか寒かったですね。風も強くてなかなかでしたね、、、。 桜もだんだん散ってきました。これからはどんどん暖かくなってきますね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、坂祝町S様邸の工事を紹介していきます。 まず、足場組です。 足場は安全かつ効率よく作業を行うのにとても重要となります。足場がないと危なくて作業ができず効率も悪くなってしまいます。 足場組後高圧洗浄を行います。 高圧洗浄は塗装後の仕上がりや耐久性に影響してきますのでとても重要となります。 汚れていては、密着も悪くなってしまいますからね。 高圧洗浄作業状況です。 高圧洗浄作業状況です。 樋の中洗浄作業状況です。 高圧洗浄後シーリング工事を行います。 シーリングは紫外線により劣化していきます。そして、シーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れなどが起きてしまいます。 ひび割れなどをそのまま放置しておくと小口から水を吸ってしまい外壁の腐食に繋がりますので注意が必要となります。 長い間放置しておくと外壁の張替えなどが必要になり工事費用がより高くなってしまいます。 サイディングの目地部はシーリングの厚みが確保できず既設シーリングの上から打設してもすぐにひび割れてしまうため既設のシーリングは撤去して新しく打設していきます。 シーリング撤去後はプライマー(接着剤)を塗布していきます。 プライマー塗布作業状況です。 続いて、シーリング打設です。 シーリング打設作業状況です。 続いて、シーリングの均し作業です。 厚みを確保しながら均一に均していきます。 シーリング均し作業状況です。 シーリング完了後塗装工事に入っていきます。 屋根塗装の紹介です。 まず、素材としては、薄型スレートと言われる屋根材です。 主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。厚さが4.5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材となります。欠点としましてはセメントが主成分の為、水を吸いやすいので塗装による防水が定期的に必要となります。 下塗り作業状況です。 下塗りは上塗りとの密着を良くしたりととても重要となります。 下塗り乾燥後上塗りを2回塗装していきます。 下塗り作業状況です。 縁切り状況です。 縁切りとは塗装を行う際に瓦と瓦が重なった部分に溜まった塗料に対して、切り込みを入れることで雨水の排水口を作る作業のことです。 縁切りを怠ると、本来隙間がなければならない部分を塗装時に塗料で塞いでしまうので、雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現象を起こし、野地板や天井裏などへ雨水が逆流し、雨漏りを誘発する原因になります。 そのため塗装時には縁切り作業が必ず必要となります。 いかがだったでしょうか? では、この辺で、、、。
岐阜県美濃加茂市 外装リフォーム工事 N様邸
2019年4月8日(月)

岐阜県美濃加茂市 外装リフォーム工事 N様邸

皆さんこんにちは。 最近はかなり暖かくなりましたね。昼間は暑いくらいです。ただ風が強い日が多いのでまだまだ油断はできないですね。 桜も綺麗に咲いていますね。ぜひ、花見に行きたいですね。近いうちに行って来ます、、、。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は美濃加茂市N様邸にの工事を紹介していきたい思います。 まず、最初に足場を組んでいきます。足場は安全に作業するためにとても重要となりますのでしっかりと組んでいきます。 足場の組み方により作業効率もかなり変わりますのでしっかりと打ち合わせをしながら組んでいきます。 足場組み後高圧洗浄をしていきます。 高圧洗浄は塗装の前に行う下地処理でとても重要な作業となります。汚れていたりしては仕上がりも悪くなり、塗料の密着も悪く捲れてくるなんて不具合も起きたりしますので注意が必要です。 高圧洗浄作業状況です。 高圧洗浄時に樋の中や土間なんかも洗浄していきます。 樋の中洗浄作業状況です。 高圧洗浄後シーリング工事を行います。 シーリングは紫外線には弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こしますので定期的なメンテナンスが必要となります。 ひび割れなどを放置しておくと水が入り小口から水を吸ってしまい外壁の腐食の劣化に繋がりますので注意が必要です。 サイディングの目地部はシーリングの厚みが確保できずこの上から打設してもすぐにひび割れてしまうため既設のシーリングは撤去して新しく打設していきます。 シーリング撤去作業状況です。 続いて、プライマーです。 プライマー(接着剤)塗りも重要となります。プライマーを塗らないと密着も悪くなってしまいますのでしっかりと塗っていきます。 プライマー塗布作業状況です。 続いて、シーリング打設です。 厚みを確保しながら打設して均していきます。 シーリング打設作業状況です。 シーリング均し作業状況です。 シーリングがしっかりと乾燥後塗装工事に入っていきます。シーリングが乾燥していない状態で塗装をすると不具合が起きる原因となります。 いかがだったでしょうか? 塗装工事に入る前に高圧洗浄・シーリングと重要な工程があります。この工程で手を抜いてしまうと後々不具合が起きる可能性がありますので注意が必要となります。 なにか住まいのことで分からないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。 では、この辺で、、、。  
色や形の認識の違い
2019年4月7日(日)

色や形の認識の違い

こんにちは、最近、日中は暖かくなってきました。 朝晩はまだまだ寒いので、温度変化には気をつけましょう。 今回は、色の見え方について書いていきます。 外壁塗装の打ち合わせをしていると、よくあるのが、思ったよりも色が薄かったという言葉です。 見本帳で見て、家のイメージをして、色を決めるのですが、見本帳の色の範囲と、実際の壁の範囲では大きさがかなり違います。 そうすると、人の目は錯覚を起こしてしまいます。 これを面積効果と言います。 色彩学では、大きさを定義する場合、網膜に映し出された物の大きさではなく、角度で表します。その角度を視角と言っていますが、視覚が小さいと網膜に映る映像は小さく、視覚が大きいと、網膜に映る映像の面積も大きくなります。 だいたい、10度から20度の間では、あかるさと、彩度は強調して感じられます。 なので、家の壁のイメージが違って見えるのはそのためです。 さらの広く大きくなると、灰色に知覚されてしまいます。 それ以外には、対比と同化があります。 これは、周りの色が、影響を与え、背景色との違いが強調されて見える現象、と、背景色に近づいて見える現象の事です。 サンプルの隣の色が邪魔をして、少し違う色に見えてしまうのです。 明度、彩度、色相で対比が起こります。 あと、同化というのは周りの色に近づいて見えてしまう現象です。 色や光は目で感じ、脳で認識しています。 目の感じ方の違い、脳での認識のちがいで、実際の物とは違うものになっている事を知って、注意して色を決定していく必要があります。 僕たちは、この認識の違いを利用して、錯覚アート(勝手に名前つけました)を楽しんでいます。 錯覚の作品例です。 https://youtu.be/Vy0RcgZCHmo 以前東京に行った時に見てきました。 本当に驚きです。 自分の見ているものは本当にその色なのか?本当にその形なのか?疑っってしまいます。 前回と、今回で、色の見え方について書いてきました。 目の網膜映る大きさによる認識の差、周りの色による認識の差、脳の認識による差の他に、加齢による差もあります。 水晶体に色素沈着が起こり、黄色く濁って見えてしまいます。 色の認識は20歳代が最も高く、年齢とともに下がってきます。 あと男性よりも女性の方がいろの認識度が高いようです。 太陽の光と、電球の光、蛍光灯の光、LEDの光、で、見え方が全く違います。 色について知れば知るほど奥が深く、興味が湧いてきます。 色とは一体なんなのか?僕自身、もう少し勉強したいと考えています。
サイディングとALCについて
2019年4月1日(月)

サイディングとALCについて

みなさんこんにちは。 最近は寒かったり暑かったりと体調の管理が難しいですね、、、。しっかりと体調管理していきましょう。 桜も結構咲いてきて満開になるのが楽しみですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、よくある外壁材の紹介をしたいと思います。 まず、窯業系サイディングボードについてです。 窯業系サイディングボードは、セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。 セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となりますので定期的なメンテナンスを行わないと外壁が劣化してしまい張替えなどが必要となる場合もあります。 このようにチョーキングと言う手にチョークの粉のようなものがついたら塗替えの目安となります。 これは、紫外線などにより塗料の樹脂分と顔料分が分離し顔料が浮き出てきてしまうことでこの現象が起きます。 こちらは小口からのひび割れです。 外壁の小口部分は水や湿気が溜まりやすくなっています。そのため小口部分も塗装による防水を行わないと水や湿気を吸収してしまい凍害を起こし爆裂し、このようにひび割れなどが起きますのでしっかりと小口まで塗装を行うことも重要となります。 こちらは外壁の重ねからのひび割れです。 小口同様外壁と外壁の重ね部分も水が溜まりやすいためこのようにひび割れを起こしますので注意が必要です。 こちらはサイディングの反りです。 経年劣化によりサイディングが反ってしまう場合があります。気温による伸縮や湿気や乾燥などが原因となります。 こちらはシーリングの劣化です。 シーリングは紫外線に弱くまたシーリングに含まれる可塑剤と呼ばれる揮発性の薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こします。ひび割れなどを放置しておくと水が入り小口から水を吸ってしまい外壁の劣化に繋がりますので注意が必要となります。 続いて、ALCについてです。 ALCは軽量気泡コンクリートと言い、主成分としましてはケイ石、生石灰、セメント、発泡剤でスウェーデン発祥の外壁材です。 内部には細かい気泡が無数にあり、これによって、高い断熱性、防火性を持つ外壁材ですが、 この気泡はすべて繋がっており、ひび割れなどが起きると雨が気泡を伝って内部に侵入する恐れがありますのでひび割れには早急な処置が必要となります。 こちらはALCのひび割れです。 外壁の防水性が切れ水を吸ってしまったりすることでひび割れを起こします。 こちらはシーリングの劣化です。 サイディング同様とても大切な部分となりますので定期的なメンテナンスが必要となります。 いかがだったでしょうか? 今回はこの辺で、、、。