現場ブログ

一般的な屋根材についての紹介
2019年3月25日(月)

一般的な屋根材についての紹介

皆さんこんにちは。 もう三月も終わりですね。この前年が明けたばかりな気がしますが、、、。早いですね。 今週は日中暖かい日が続き、桜も開花して来ました。満開になるのが楽しみです。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、よく屋根に使われる瓦とカラーベストについて紹介したいと思います。 瓦は、 耐候性が高く、耐熱性、断熱性などにも優れています。しかし、重量が重く、耐震性には配慮が必要となります。 今は軽い瓦もあります。 瓦は塗装の必要はありませんが瓦の割れやズレ漆喰などはメンテナンスが必要となりますので定期的な点検が必要となります。 そして、屋根の頂点の棟と呼ばれる瓦を固定している釘が浮いている場合があります。これは気温の影響により膨張や伸縮をするなかで釘を一緒に押し出してしまいます。 放置しておくと釘の浮いている隙間から水が入り下地が腐ってしまい台風の時などに棟が外れたり飛んでしまったりしますので注意が必要です。去年の台風はこれが原因で飛んでしまったというのが多く見られました。 そして、棟の漆喰が剥がれると雨の時に葺き土が流れ棟が崩れてきて雨漏りの原因になったりしますので注意が必要となります。 続いてカラーベストについてです。 カラーベストは薄型スレート瓦と呼ばれています。 主成分は85%がセメント15%が石綿等で構成されています。厚さが4.5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材となります。欠点としましてはセメントが主成分の為、水を吸いやすいのが特徴です。 水を吸いやすいため寒い地域では使用ができません。ですので寒冷地の北海道にはこの屋根材は一棟もありません。 カラーベストは塗装による保護を定期的に行わないとひび割れなどを起こしますので注意が必要です。 ひび割れを放置しておくとそこから水を吸ってしまいどんどん割れてしまい雨漏りの原因になりますので注意が必要です。 補修剤で補修後塗装による保護を行うことが重要となります。 そして、カラーベストの塗替えの際に縁切りと言うとても重要な工程があります。 縁切りとは塗装を行う際に瓦と瓦が重なった部分に溜まった塗料に対して、切り込みを入れることで雨水の排水口を作る作業のことです。 縁切りを怠ると、本来隙間がなければならない部分を塗装時に塗料で塞いでしまうので、雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現状を起こし、野地板や天井裏などへ雨水が逆流し、雨漏りを誘発する原因になりますので注意が必要です。 いかがだったでしょうか? 今回はこの辺で、、、。  
色の効果
2019年3月18日(月)

色の効果

こんにちは。 3月に入り花粉が激しく飛び交う季節になりました。 近くの山から煙にように立ち上る黄色い花粉や、車のフロントガラスについている花粉を見るたびに花がムズムズしてきます。ひどいときは目が、さらには耳もかゆくなってきます 花粉に負けずに頑張って外にでて仕事に励みたいと思います。 今回の話題は 色と心理効果について少し触れてみたいと思います。 色が心理に影響を及ぼしていることは皆さん知っていると思います。 実は心理効果お背景には時代、地域、文化的営みが大きく影響していあす。 例えば黄色 中国では皇帝を象徴する色(良いイメージ)であることに対して、キリスト教文化圏では裏切りを表すイメージ(悪いイメージ)と言われます。 しかし民族間でも共通する普遍的な心理効果もあります。例えば赤は危険、黒は死などあります。 色の心理効果には、色の三属性である色相(色見の種類)明度(明るさ)彩度(鮮やかさ)が関係しています。 赤、オレンジ、黄色は暖かく感じます。青、青紫、は冷たく感じます。また緑や紫は暖かくも冷たくも感じない中性色になります。これは色相による効果です。 明度による効果は、明るい色は軽く感じ、暗い色ほど重く感じます。 あと、明るい色は柔らかく暗い色ほど硬く感じます。 彩度の効果では目立つ、目立たない、などがあります。 この効果によく似た効果で、色の清濁感もあります。 白や黒の混ざっていない最も明るい色は純色といわれます。 この純色に白を混ぜれば明清色、黒を混ぜれば暗清色、 白+黒 で灰色を混ぜた色を濁色と言われます。 それから、進出と後退のこうかもあります。 赤、橙色、黄色あ前進色、青、青紫、は後退食、緑、紫は中性色です。 それ以外にも膨張色、収縮色などもあります。 こういった色の与える力が風水などで使われているのかと思います。 この色の力を参考にしながら色を決めていくことで、住んでいる人の気持ちやテンションにも大きく影響を与えていいます。 住んでいる家の色が、ああ得る影響で住んでいる人の人生を充実したものにして行きましょう。 色には様々な役割と力があります。 見分けを助ける力、快適性を左右する力、です。 色の勉強をもっとすることで、世界が違ったものに見えてくるかもしれません。 最後に少し前にSNSで話題になった服の写真です。あなたは何色に見えますか?
岐阜県美濃加茂市 外装リフォーム工事 K様邸
2019年3月17日(日)

岐阜県美濃加茂市 外装リフォーム工事 K様邸

みなさんこんにちは。 先日はとても寒い時があり雪が降りましたね。3月中旬に雪、、、びっくりしました。 寒かったり暑かったりと気温差があり体調を崩しやすいのでしっかりと体調管理していきたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、美濃加茂市K様邸の工事を紹介していきたいと思います。 まず、素材の説明です。 屋根は塩ビ被服鋼鈑が使用されています。塩ビ被服鋼鈑には可塑剤という薬品が使用されています。 可塑剤は物質を柔らかくするものです。 可塑剤の影響により塗膜が粘着質になり汚れが付きやすくなってしまうため通常は塩ビ専用の下塗りを入れる必要があります。 外壁はFパネルが使用されています。 Fパネルは鉄板の基材+セメントで出来ています。 外壁は塗装によって防水しているため定期的にメンテナンスが必要となります。 まず、足場組後高圧洗浄を行います。 高圧洗浄は塗装の前に行う下地処理でとても重要な作業となります。汚れていたりしては仕上がりも悪くなり、塗料の密着も悪く捲れてくるなんて不具合も起きたりしますので注意が必要です。 時間をかけて丁寧に洗浄していきます。 屋根洗浄作業状況です。 外壁洗浄作業状況です。 高圧洗浄後シーリング工事です。 シーリングは紫外線には弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こしますので定期的なメンテナンスが必要となります。 増し打ち部分はそのままで打ち替え部分は撤去後プライマー(接着剤)を塗布していきます。 密着を良くするためにとても重要な作業となります。 プライマー塗布作業状況です。 シーリング打設後キレイに均していきます。 厚みを確保しながら均します。厚みが薄いとすぐにひび割れたなど不具合が起きてしまいます。 シーリング均し作業状況です。 続いて、塗装作業です。 塗装を行う前にサッシなどをビニールで養生してから塗装していきます。 まず、軒天塗装です。上塗りを2回行います。 上塗り1回目作業状況です。 上塗り2回目作業状況です。 ムラが出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 いかがだったでしょうか? その後付帯部・屋根・外壁の塗装を行っていきます。 塩ビ被覆鋼鈑は通常だと専用の下塗りを入れないといけないなどありますので間違って塗装をしてしまうと不具合が起きてしまうため注意が必要となります。 では、今週はこの辺で、、、    
岐阜県美濃加茂市 外装リフォーム工事 O様邸
2019年3月11日(月)

岐阜県美濃加茂市 外装リフォーム工事 O様邸

みなさんこんにちは。 ここ最近は花粉と日々戦っています。目が痒くクシャミが出て大変です。薬を飲んでマスクしてしっかりと対策をしないと、、、。 気温の方は、日中だいぶ暖かくなり過ごしやすい気温になって来ましたね。 もう春が来ますね。もう冬も終わりです。早いものですね、、、。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、美濃加茂市O様邸の工事の続きを紹介していきます。 前回、屋根:外壁の素材と高圧洗浄を紹介しました。 今回は、シーリング工事と養生作業の紹介をしていきたいと思います。 まず、シーリング工事です。 シーリングは外壁のジョイント部分やサッシ廻りに打設してあるゴム材のことです。 シーリングは紫外線には弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れや硬化などの劣化が起きます。 ひび割れなどを放置しておくと水が入り小口から水を吸ってしまい外壁の劣化に繋がります。 目地のシーリングは一度撤去し打ち替えを行います。これは既存の上にシーリングを打つと厚みが確保できずすぐにひび割れを起こすためです。せっかく塗装をしてもすぐにひび割れが起きてしまっては意味がありません。 シーリング撤去作業状況です。 続いて、プライマー(接着剤)を塗布していきます。 プライマーはシーリング打設後の接着性などに影響してきますのでとても重要な作業となります。 プライマー塗布作業状況です。 続いて、シーリングを打設していきます。 シーリング打設作業状況です。 続いて、シーリングを均していきます。 厚みを確保しながらきれいに均していきます。 シーリング均し作業状況です。 続いて、養生です。 塗装の養生とは、汚れてはいけない場所や塗らない場所にビニールやブルーシートなどを使い貼っていく作業です。 サッシ廻りと壁の取り合いのラインもこの養生作業できれいに仕上がるか決まります。(腕の見せ所です。) この作業をきちんと行わないと仕上がったときにきれいに見えません。仕上がってペンキがすごい付いていたりラインが曲がっていたら見っとも無いですからね。細部まで細かく養生していきます。 サッシ廻り養生作業状況です。 土間はブルーシートを使い養生していきます。 ビニールでは歩いているうちに破れてしまうためあまり意味がありません。きちんと隙間が無いよう貼っていきます。 玄関など段差がある場所には目印で目立つテープを貼っていきます。 土間養生作業状況です。 いかがだったでしょうか? このように塗装工事の前の下準備がとても大切となります。 では、この辺で、、、。
塗装に最適な季節
2019年3月2日(土)

塗装に最適な季節

こんにちは。 塗り替え塗装をするときに、気になるのがどの時期にやるのか。 お客さんの打ち合わせするときには、必ず出てくる話題です。 実は外壁塗装リフォームは季節を問わずに1年中やることができるのです。 よく寒いときは、塗料の伸びが悪いから!とか、乾燥しないからといわれます。 たまに職人さんが寒いからなんていう人もいます。 あと、6月は梅雨になるからだめとか、9月は台風が来るからダメとかもよくあります。 季節で、変化するのがまず気温ですね!夏は暑く冬は寒い。当然なんですが、今の塗料は5度以上ならまず問題なく乾燥します。今の日本、しかも岐阜では日中5度を下回ることはなかなか無いので、僕は個人的には1月2月に塗装をするのが良いと考えてます。 理由はお客さんが少ないので、塗装をする職人さんが、時間をかけてしっかり施工してくれることです。 忙しいときに手を抜くわけでは無いですが、忙しい気持ちの時と、落ち着いて出来る時では、多少違うのでは無いかと思います。 あと乾燥が多少遅れるので、塗料にムラが出にくいと思います。 逆に暑すぎると、塗料の乾燥が早く、ムラになりやすいと思います。 なので、狙い目は職人さんが暇な時!腕の良い人気の職人さんにきてもらいたいですからね。 天候で一番気を付けておかなければいけないのは、雨の日です。雨の日の外壁塗装は絶対にダメ!!です。 雨の日に外壁塗装がダメな理由として、 外壁塗装をするときにペンキが ・雨で薄まる可能性がある ・雨水が落ち、水玉模様のようにまだらな汚い仕上がりになってしまう ・下地と塗料の間に水が入り、塗料が浮いて剥がれの原因になる。 などです。 せっかく外壁塗装をしたのに数か月で塗装がはがれる。ひび割れしてしまう。 ということが起きてしまう可能性が非常に高くなります。 しっかりとしたまともな会社であれば雨の日の塗装はしませんが、 中には、工期を出来るだけ後らせたくないという理由から、 「雨でもすぐに乾く良い塗料なので問題ない」「水性塗料なのでご安心ください」といいながら 雨の中でも平気で作業をする業者もいますので気をつけてください。 それに、雨で濡れた足場というのは滑りやすく危険ですので、作業は中断するようお願いしてください。 プロタイムズ岐阜関店では雨の日は必ずお休みになります。 なので雨が多い季節は、後期が伸びる傾向はあります。 塗り替えの時期はしっかりスタッフと検討をして決めてください。
岐阜県美濃加茂市 外装リフォーム工事 O様邸
2019年3月2日(土)

岐阜県美濃加茂市 外装リフォーム工事 O様邸

皆さんこんにちは。 日中はだんだん暖かくなってきましたね。朝も結構暖かくなってきました。もうすぐに春が来ますね。早いですね、、、。 そしてだんだん暖かくなり今週から一気に花粉が来ましたね。毎日クシャミや鼻水が止まりません。辛い時期が来ましたね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、美濃加茂市O様邸の工事を少し紹介していきます。 まず、素材説明をします。 屋根は薄型スレートのパミールと言われる屋根材です。パミールは1996年~2008年に製造された屋根材です。 元々スレート瓦には強度を持たせるためにアスベストが使用されていましたが健康被害を考えて作られたノンアスベストの屋根材となります。 パミールは抄造法で製造されています。抄造法はミルフィーユの様に何枚もの層を重ねて製造されているため、水が吸い込むと層と層が分裂してきます。 なので一度剥がれ始めると塗装を行ってもまた剥がれてしまいますので塗装を行うことはできません。 改修工事を行う場合はカバー工法を行うか葺き替えを行うこととなります。 現況です。 捲れ状況です。このように剥がれてしまいます。これでは塗装はできませんね、、、。 外壁は窯業系サイディングボードが使用されています。 こちらは、セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。 セメントが主成分のため、外壁の素材自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となりますので定期的なメンテナンスを行うことで外壁を守っていきます。 現況です。 続いて、作業です。 まず、一番最初に足場を組み立てて行きます。 足場の組み方によって安全性や作業の効率が上がったりしますので安全に作業のしやすい足場を組んでいきます。 作業の効率は足場で結構変わってきます。 足場組後高圧洗浄を行います。コケや汚れなどを取り除いていきます。 コケなどが発生しているまま塗装をしても塗料本来の性能が発揮されませんし仕上がりもいいものになりません。 すぐに剥がれてきたりと不具合も起きてしまいます。 しっかりと下地処理をすることが重要となります。 高圧洗浄作業状況です。 玄関タイル洗浄状況です。 いかがだったでしょうか? このように塗装できない屋根材などもありますので注意が必要となります。 ですので適切な方法で工事を行うことが重要となります。 屋根・外壁など分からないことや相談があればお気軽にお問い合わせください。 では、今週はこの辺で、、、。