代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

親愛なる協力業者の皆様へ 
2020年9月11日(金)

親愛なる協力業者の皆様へ 

期末のご挨拶 平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。 (有)三輪塗装は8月末をもちまして無事31期を終えることができました。 これもひとえに皆さまのご支援の賜物と、心より御礼申し上げます。 例年ですと安全大会及び大懇親会にて、 皆様お一方ずつにご挨拶をさせて頂くところではございますが、 昨今のコロナ禍により、今回の開催につきましては断念をさせて頂きました。   淋しい気持ちでいっぱいでございます。 少し今後の私たちを取り巻く環境について触れてみたいと思います。 新型コロナウィルスにより様々な環境が大きく変化しました。 生活様式、価値観、働き方……三密を避ける習慣の徹底により多くの行動が制限され、 働き方としてリモートワークが加速し、劇的に且つ急加速で環境が変わりました。 人が自由に移動できない、集まる事が出来ない事で、 こんなにも経済活動が停滞してしまうものなのか、誰がここまでになると思ったでしょうか!? 今後、経済の停滞は2~3年という人もいれば10年と言う人もいます。 答えは神のみぞ知るということでしょうが、 今の日本国はただでさえ人口減少問題からのデフレ不況のまっただ中であります。   まもなく首相が代わりますが、コロナが落ち着いても経済が立ちゆかない状態からのV字回復など、 数年では到底達成は出来ないと思います。 飲食業、観光業はいち早く影響を受けました。 依然として復調の兆しは見えません。 助成金の支給も一時的な救済に過ぎず、これだけ長期間になれば耐えられるとは思えません。 建設業を全体で見た時、今のところはそこまでではありませんが、 確実に戸建て住宅市場においては下降しています。 坂祝町のパジェロ製造の来年閉鎖が決定されたことに合わせて、 車業界、更に飛行機業界という基幹産業の低迷を考えると、 企業様の新規投資や修繕工事も減ると考えるのが普通だと思います。 但し、いつの時代も同じですが、どんな状況下でも成長する会社、 業界はあります。三輪塗装もそんな会社になりたいと思います。   そしてきっとなれると信じています。 なぜそう思うのか? それは三輪塗装には最大の強みである施工ネットワークがあるからです。 仕事というモノは業者に対して均等に配分される事はありません。 業界強者の上位が多くの仕事を受注し、下位になればあぶれます。 上位に位置する会社には必ず有能な協力会社が着いています。 これこそが会社の強みとなります。 私たち工事業者にとって、安全と確かな工事品質、職人マナーを向上させることは生命線であり、 それそのものが大変な売りとなります。 そしてこれらを担保できる会社にだけ必ず仕事は集中していきます。 これからは本物しか生き残る事が出来ない時代に入ります。 実力無きものは淘汰されるでしょう。それは会社も個人(職人)も同じです。   もう一つ大事なのは既存のお客さんを絶対に逃さないこと。   事故や手抜き工事、不手際によって信頼をなくのは1番いけません。 信頼も含めた財産を作るのも守るのも本当に難しいことです。 しかし新規でそれを得ようとするのはもっと難しいことです。 経営は攻めと守りの両面が必要ですが、 今この状況下においてはまず既に手にした信頼を守ることから始まると思います。 今後私たちと皆様は更なる信頼関係を築き上げ、 最強の施工ネットワークを武器に今後も共に成長して参りましょう。 そして全社全員でこのコロナ不況を乗り切りましょう! 来年2021年8月28日(土)は皆さんでまた盛り上がりたいと思います。 2020年9月からの今期も何卒よろしくお願い申しあげます。   令和2年9月 吉日 有限会社 三輪塗装 代表取締役 三輪 雄彦