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有限会社 三輪塗装
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思いつき日記

失敗・クレームに学ぶ

わずか1日で塗膜が・・・

焼却炉塗装における失敗例と勉強

tank01.jpg ■塗り替え前の状況
施主様のお話によると、前回の塗り替えから1年でこんなに錆びてしまったそうです。
今回は最低2年間の錆保証をする事が前提で工事を受注しました。今回使用した塗料は耐熱塗料では代名詞の「オキツモ」・・・ではなく、初めてセラミックコート(株)の材料を使用しました。

初めてという事もあり、メーカーに詳細な塗装仕様書をもらい塗装しました。焼却炉をお盆休暇の5日しか止められないとの事で、最初の2日で工事を終了しました。(足場は前もって設置)
残り3日は乾燥期間です。

先ずは一安心で弊社もお盆休みに入りました。

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がしかし、悲劇が起こりました。

第一報「三輪さん、ペンキが浮いて来たよ」
「なぬっ!!」でしたが、先ずは調査に伺いました。
ご覧の通り写真の場所のみ、見るも無惨な姿でした。

■調査結果

通常は内部に断熱層があり、外部表面温度が上がりすぎないようになっていますが問題の場所は、上部にあり人がさわる危険もないということから、断熱層がない構造になっているという事でした。したがって他に比べ温度が上がりやすく、今回使用した耐熱温度200℃ではとても耐えられなかったという事です。

■処置

温度の査定が甘かったという事で、耐熱温度600℃の塗料に変更しました。当然対象になる部位に関しては、全面剥離を行いました。 

■塗装後の留意点

塗装後、塗料中の溶剤分を十分に抜く必要があります。すなわち火を入れるまでの時間がある程度かかるという事です。実際には48時間を要します。また急激に加熱をせず、徐々に温度を上げていく必要があります。急激に加熱すると、抜けきっていない溶剤分が一気に出ようとし膨れを生じさせてしまうからです。
 
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施主様にはたいへんご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。引き続き2年間は保守に伺います。ちなみに連休のみを対象に補修日を決めた為、工事着工から1ヶ月以上を要し終了となりました。

■今回使用した塗料

塗料メーカー
セラミックコート株式会社
塗料名
SP.COAT
下塗=SPプライマー G51
上塗=SPSY4
(対応温度500℃)

■最後に一言

焼却炉の塗装って難しいです。
塗装自体はいつもなれている鉄面の塗装と同じなので心配はないのですが、問題は「塗料選定」です。手でさわったり、目視では表面温度を測ることはできないですし、温度測定器は高価で買えないですし・・・。経験あるのみか・・・?

また、セラミックコート(株)名古屋営業所の方々、最後まで面倒見て頂いてありがとうございました。耐熱塗料と言えば「セラミックコート」と言うことで、またヨロシク!

P.S 当然の事ながら失敗に対する補修費などは頂きませんでした。
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